Memo

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10月19日(月) 朝からネタ探し。うーん。すぐ思いつくときもあるのになあ。なんとかかたちにして原稿を送る。 10月20日(火) 13時、お礼も兼ねてAとレイチェルの研究室を訪問。来るべき日々に向けてアドバイスをいただく。14時、大学院セミナー「現代アメ…

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10月12日(月) 国際ポー学会帰りの巽先生、笠井潔さん翔さん父子、小森健太朗さん来訪。今日は一日ニューヨークをご案内。10時にホテルで待ち合わせ、まずは72丁目のダコタハウスへ。1980年12月8日、ここでジョン・レノンはマーク・デヴィッド・チャップマ…

別冊宝島

師の講演を聴きにニューヨーク州イサカ市のコーネル大学まで遠征し、戻ってきました(二泊三日)。 アメリカで初めて運転しました。左折するたびにどうしても左車線に入りたくなります。 コーネル大学のキャンパスはとても美しかったです。 『別冊宝島マイケ…

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2009年6月25日、MJが死んだ。僕は、自分でも気づかないうちにショックを受けていた。ただ、その気持ちをどのように表現していいのか分からず、とにかく誰かに話を聞いてもらいたいという一心でAに話題を振ってみた。 「ものすごいショック」 「そうなんだ」 …

DC

昨年同様、ウィリアム&メアリー大学の夏期プログラムに引率として参加し、いまワシントンDCの空港です。これからニューヨークに戻ります。 まだ確認していませんが、今月も『文學界』の「新人小説月評」を担当しています。 文学界 2009年 09月号 [雑誌]出版…

広告

博報堂の『広告』*1という雑誌に「間とオリエンタリズム」という文章を書きました。最新号の目次はこちら*2。広告 2009年 07月号 [雑誌]出版社/メーカー: 博報堂発売日: 2009/06/15メディア: 雑誌購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (3件) を見る …

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ソーシャル・セキュリティ・ナンバーを取得した。嬉しい。あまりに嬉しくて、スタバでコーヒーを注文するときも「ソーシャル・セキュリティ・ナンバーは必要ないのか!」と店員に詰め寄りたくなる。だが、試練は続く。ニューヨーク在住の日本人は5万人とも10…

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ニューヨークに赴任して4年目のSさんから電話がかかってきた。すでに還暦近いSさんが、若いころにAさん──最近、久しぶりに詩を発表したことで話題になった、といえばわかる人にはわかるだろう──と二人で「悪いことばかりしていた」数々の伝説(ぼくの仕事場…

1

スーツケースふたつ(68キロ)と手荷物(15キロ)、それに疲労と時差ボケをかかえながら14日昼にJFKに到着。シャトルバスを乗り継いでマンハッタンはヘルズ・キッチンの新居へと向かう。ドアを開けると当然のごとく中は空っぽで、しばし呆然とする。これから…

ニューヨーク

さきほどニューヨークに着きました。コロンビア大学客員研究員として、しばらくこちらに滞在することになりました。 NYに到着してすぐに飛び込んできたのがイヴ・セジウィック死去のニュース*1。少なからずショックです。キャシー・デヴィッドソンがセジウィ…

Shall We Beef?

先月から月一ペースで朝日新聞社発行の『朝日ウィークリー』(Asahi Weekly)*1という英字新聞(?)に短いコラム──僕のコラムは日本語です──を連載することになりました。 『三田評論』*2の「話題の人」コーナーで劇作家、小説家の岡田利規さんにインタビュ…

ニューヨーク

6日からニューヨークに来ています。毎日足が棒になるほど歩き回っているのに光明は見えず。今日なんとか決めることができればなあ。

ビーフ!

ただいま入試真っ最中。先日、デヴィッド・バーン@渋谷AXを観にいった。とても素晴らしかった。この素晴らしさについては思うところがあるのだが、いまはそれがロックが現在抱える最大かつ喫緊の課題である「ロック」と「老い」にかかわることだといってお…

仙台

遅ればせながらあけましておめでとうございます。年明けに、数年ぶりにひどく体調を崩して寝込みました。 現在発売中の『ミュージック・マガジン』に「フィールド・レコーディング」の用語解説、『三田文學』に武藤脩二『世紀転換期のアメリカ文学と文化』の…

ロボ声

いま発売中の『ミュージック・マガジン』のRandom Notesで「フーテナニー」の解説記事を書きました。10月号がPerfume特集(増刷が決まったらしい)で今回は中田ヤスタカ/capsuleの特集。しかもPerfumeのインタビューも収録。MUSIC MAGAZINE (ミュージックマ…

近況

前回更新時から1ヶ月。少し体調を崩したりもしたが、なんとか山は越えたような気がする。10月28日 ネヴィル・ブラザーズ@JCBホール。来日は12年ぶり。入り口でAと待ち合わせ。初めての会場だが、こじんまりとしていい感じ。本編では自分たちの曲だけでなく…

要塞都市

のっぴきならない状態が続いています。いろいろ凹むことも多くてきつい。 先週末は福岡で日本アメリカ文学会全国大会@西南学院大学。夜は同僚や後輩の皆さんと呑んだくれておりました。 予約していた『GAME』が届きました。そういえば申し遅れましたが、わ…

中上健次

うう。いつのまにかもう10月じゃないか・・。各方面ご迷惑をおかけしました&おかけしています。あともう少ししんどい日々が続きそうです。いま発売中の『ユリイカ』で中上健次について書いています。中上の『異族』とフォークナーの『寓話』を並べたときに…

安室奈美恵

きょう発売の『音楽誌が書かないJポップ批評55*安室奈美恵』に短い文章を書いてます。はじめこの企画の話を聞いたとき、書きたいのはやまやまだけど時間の関係で無理かもと一度はあきらめたのですが、土壇場でやっぱり書かせてもらうことにしました。DVDレ…

<子ども>の文学100選

少し前になりますが、『國文學』8月臨時増刊号の特集「<子ども>の文学100選」*1に、10枚ほどの文章を2本書きました。東京外国語大学の和田忠彦さんセレクトによる100冊をいくつかのテーマ別に分け、都甲幸治さんや小澤英実さんなどと執筆したものです。ぼ…

W&M(4)

昨日午後、学生より一足先に帰国しました。帰りのフライトでは隣に座った子どもが13時間にわたって泣きつづけて、(子どもに罪はないにせよ)さすがにまいった。今回はW&M側の大学院生とも興味の対象がかぶるのでいろいろ話ができたし、なにより参加者の学生…

W&M(3)

昨日は午前中に「アメリカ社会と人種」と題するレクチャー。講師はキム・フィリップス*1。こちらに実際に来てみて驚いたのは講師陣がすばらしいこと。キム・フィリップスもそうだし、二日後にはスコット・ネルソン*2の音楽文化論も予定されている。どうでも…

W&M(2)

今回、ウィリアム&メアリー大学には学生の引率(サマープログラムに途中まで参加)ともろもろの打ち合わせのために来ています。学生は午前中に講義とディスカッション、午後にアクティビティーとかなりハードなスケジュール。きのうは大学からすぐ近くのコ…

ウィリアム&メアリ大学

出発直前(ほんとにギリギリ)まで採点と原稿に追われ、29日午前中に成田を出発。12時間ほどのフライトで首都ワシントンDCへ。そこから高速バスで3時間ほど南下。ヴァージニア州ウィリアムスバーグにあるウィリアム&メアリー大学に来ています。ウィリアム&…

追悼ライブ

学生時代に所属していたサークルの先輩、門脇さんの訃報が届いたのは昨年の4月のことだ。門脇さんはひとつ上の代の代表で、僕にとってももっとも身近な先輩の一人だった。うちの大学は一、二年と三、四年のキャンパスが分かれているので、ひとつ上の代とはと…

無事生還

死のロードから生還しました。昨日、ギルモア教授ご夫妻を成田空港で見送って一段落。広島大学で開催された日本英文学会にはじまり、東京講演@慶応大学、京都講演@同志社大学と渡り歩く。その間、広島大学ではある会議の事務方として奔走し、アメリカ学会…

マイケル・T・ギルモア教授来日

5月22日から6月2日かけて、ブランダイス大学英文学科マイケル・T・ギルモア教授が来日されます。その間、日本英文学会(5月25日(日)、特別講演、広島大学)、慶應義塾大学(5月27日(火))、同志社大学(5月29日(木))での講演が予定されています。詳細…

アトランティック・レコードとソウル・ミュージック

今月後半から来月にかけてかなり忙しくなることが予想されるので、いまのうちにできることをと思っているうちに、いつのまにかゴールデンウィークも後半にさしかかっていた。5月22日に来日する研究者の12日間にわたるアテンド(広島、京都、東京)とその間に…

近況

新学期が始まりバタバタしていますが、ここ最近、何をしていたかというと主にPerfumeの新譜を聴きながら泣いておりました。なんたる名盤。とくに初回限定盤のDVDに収録されている「ポリリズム」のライブ映像にはまいった。 柴田元幸さん責任編集による文芸誌…

バートルビーと仲間たち

今日発売の『新潮』に、エンリーケ・ビラ=マタス(木村榮一訳)『バートルビーと仲間たち』の書評を書きました。タイトルは「書かずにすめばありがたいのですが」。この作家の他の作品も読んでみたい。新潮 2008年 05月号 [雑誌]出版社/メーカー: 新潮社発…