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11月30日(月) 午後、病院。夕方、原稿を送る。 12月1日(火) 昼過ぎに大学へ。14時、フィロソフィー・ホールでセミナー。Junot DiazのThe Brief Wondrous Life of Oscar Waoを読む。2007年度全米批評家協会賞およびピュリッツァー賞受賞。The Brief Wondr…

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11月23日(月) 昼過ぎに大学へ。14時、ハミルトン・ホールのアンドリュー・デルバンコ教授の研究室へ。ちなみに、デルバンコさんはコロンビアでの僕の受け入れ教官である。英文科(コロンビアはEnglish and Comparative Literature=英文学および比較文学科…

ユリイカ/タランティーノ

まだ見ていませんが、『ユリイカ』のタランティーノ特集号が発売されたようです。「パシフィック・リム・ミュージック──タランティーノの音楽とチーズの美学」で、おもにタランティーノ作品のサウンドトラックについて書きました。ユリイカ2009年12月号 特集…

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11月16日(月) 義理の伯父が亡くなったとの報。父親と連絡を取りながらもろもろ進める。14時、病院。夕方に帰宅し、Alison BechdelのFun Homeを徹夜で読む。 11月17日(火) 朝方少しだけ寝て、12時過ぎに大学。14時、セミナー。今週の課題図書はアリソン・…

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11月9日(月) 16時、ホテルで真理さんと9月からNYUの客員研究員としてこちらに滞在中の中地さんと待ち合わせ。ダコタ・ハウスをご案内したあと、しばらくセントラル・パークを散歩する。紅葉が美しい。誰もがいうことだけど、いつも殺気立っているマンハッ…

文學界

いま発売中の『文學界』に「新人小説月評」を書きました。半年間、担当してきたページも来月で最後になります。文学界 2009年 12月号 [雑誌]出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/11/07メディア: 雑誌 クリック: 12回この商品を含むブログ (10件) を見る

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11月2日(月) 14時、病院。とても混んでいた。山内さん最後の夜、ということでステーキを食べにいく。18時ごろ家を出てNラインでキャナル・ストリートまで。そこでJラインに乗り換えてブルックリンのマーシー・アベニュー。駅を降りて線路沿いにマンハッタ…

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10月26日(月) 夜、訃報が届く。学生時代のサークルの二つ上の先輩が事故でなくなったのこと。その先輩とはサークルで何度も顔を合わせていたものの、どこかつかみどころがなく、はぐらかされてばかりいたような気がする。いつも笑顔で、でもその笑顔が本心…

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10月19日(月) 朝からネタ探し。うーん。すぐ思いつくときもあるのになあ。なんとかかたちにして原稿を送る。 10月20日(火) 13時、お礼も兼ねてAとレイチェルの研究室を訪問。来るべき日々に向けてアドバイスをいただく。14時、大学院セミナー「現代アメ…

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10月12日(月) 国際ポー学会帰りの巽先生、笠井潔さん翔さん父子、小森健太朗さん来訪。今日は一日ニューヨークをご案内。10時にホテルで待ち合わせ、まずは72丁目のダコタハウスへ。1980年12月8日、ここでジョン・レノンはマーク・デヴィッド・チャップマ…

別冊宝島

師の講演を聴きにニューヨーク州イサカ市のコーネル大学まで遠征し、戻ってきました(二泊三日)。 アメリカで初めて運転しました。左折するたびにどうしても左車線に入りたくなります。 コーネル大学のキャンパスはとても美しかったです。 『別冊宝島マイケ…

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2009年6月25日、MJが死んだ。僕は、自分でも気づかないうちにショックを受けていた。ただ、その気持ちをどのように表現していいのか分からず、とにかく誰かに話を聞いてもらいたいという一心でAに話題を振ってみた。 「ものすごいショック」 「そうなんだ」 …

DC

昨年同様、ウィリアム&メアリー大学の夏期プログラムに引率として参加し、いまワシントンDCの空港です。これからニューヨークに戻ります。 まだ確認していませんが、今月も『文學界』の「新人小説月評」を担当しています。 文学界 2009年 09月号 [雑誌]出版…

書評

いま発売中の『新潮』に島田雅彦『徒然王子(第一部・第二部)』の書評を寄せています。 今月から『文學界』の「新人小説月評」の欄を担当することになりました。 新潮 2009年 08月号 [雑誌]出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/07/07メディア: 雑誌購入: 1…

広告

博報堂の『広告』*1という雑誌に「間とオリエンタリズム」という文章を書きました。最新号の目次はこちら*2。広告 2009年 07月号 [雑誌]出版社/メーカー: 博報堂発売日: 2009/06/15メディア: 雑誌購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (3件) を見る …

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ソーシャル・セキュリティ・ナンバーを取得した。嬉しい。あまりに嬉しくて、スタバでコーヒーを注文するときも「ソーシャル・セキュリティ・ナンバーは必要ないのか!」と店員に詰め寄りたくなる。だが、試練は続く。ニューヨーク在住の日本人は5万人とも10…

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ニューヨークに赴任して4年目のSさんから電話がかかってきた。すでに還暦近いSさんが、若いころにAさん──最近、久しぶりに詩を発表したことで話題になった、といえばわかる人にはわかるだろう──と二人で「悪いことばかりしていた」数々の伝説(ぼくの仕事場…

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スーツケースふたつ(68キロ)と手荷物(15キロ)、それに疲労と時差ボケをかかえながら14日昼にJFKに到着。シャトルバスを乗り継いでマンハッタンはヘルズ・キッチンの新居へと向かう。ドアを開けると当然のごとく中は空っぽで、しばし呆然とする。これから…

SMAP

発売されたようです。音楽誌<しか>書かないようなアルバム評をいくつか書いています。音楽誌が書かないJポップ批評59 SMAP「20+1抱腹絶頂ヒストリー」 (別冊宝島 1623 カルチャー&スポーツ)出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2009/04/18メディア: 大型本購入…

ニューヨーク

さきほどニューヨークに着きました。コロンビア大学客員研究員として、しばらくこちらに滞在することになりました。 NYに到着してすぐに飛び込んできたのがイヴ・セジウィック死去のニュース*1。少なからずショックです。キャシー・デヴィッドソンがセジウィ…

ねたあとに

発売中の『新潮』に長嶋有『ねたあとに』の書評を書きました。朝日新聞に連載されていたものですが、これほんとに傑作だと思います。 新潮 2009年 05月号 [雑誌]出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/04/07メディア: 雑誌この商品を含むブログ (4件) を見る…

Shall We Beef?

先月から月一ペースで朝日新聞社発行の『朝日ウィークリー』(Asahi Weekly)*1という英字新聞(?)に短いコラム──僕のコラムは日本語です──を連載することになりました。 『三田評論』*2の「話題の人」コーナーで劇作家、小説家の岡田利規さんにインタビュ…

ニューヨーク

6日からニューヨークに来ています。毎日足が棒になるほど歩き回っているのに光明は見えず。今日なんとか決めることができればなあ。

ビーフ!

ただいま入試真っ最中。先日、デヴィッド・バーン@渋谷AXを観にいった。とても素晴らしかった。この素晴らしさについては思うところがあるのだが、いまはそれがロックが現在抱える最大かつ喫緊の課題である「ロック」と「老い」にかかわることだといってお…

仙台

遅ればせながらあけましておめでとうございます。年明けに、数年ぶりにひどく体調を崩して寝込みました。 現在発売中の『ミュージック・マガジン』に「フィールド・レコーディング」の用語解説、『三田文學』に武藤脩二『世紀転換期のアメリカ文学と文化』の…

2008年ベスト5(?)(再発・発掘音源編)

それほどマメに追っていたわけではないが、新譜編(http://d.hatena.ne.jp/adawho/20081226)につづき、今年再発されたアルバムのなかで印象的なものをいくつか。順不同。(追記:あれ、途中で切れてた。もう一度アップします。)Gary Usher / Barefoot Adve…

2008年ベストテン(新譜編)

昨年以来、基本的にヒップホップ以外は聴けない体になってしまった。ジャンルそのものに微妙な停滞感が漂うのに反して、今年も楽しませてもらいました。例年どおり並びはアルファベット順。 1) The Cool Kids / The Bake Sale (Warner 2008) 2) E-40 / The B…

ロボ声

いま発売中の『ミュージック・マガジン』のRandom Notesで「フーテナニー」の解説記事を書きました。10月号がPerfume特集(増刷が決まったらしい)で今回は中田ヤスタカ/capsuleの特集。しかもPerfumeのインタビューも収録。MUSIC MAGAZINE (ミュージックマ…

近況

前回更新時から1ヶ月。少し体調を崩したりもしたが、なんとか山は越えたような気がする。10月28日 ネヴィル・ブラザーズ@JCBホール。来日は12年ぶり。入り口でAと待ち合わせ。初めての会場だが、こじんまりとしていい感じ。本編では自分たちの曲だけでなく…