Golden Pops Vol. 6 (PONY、田中亜矢、青山陽一)＠初台The Doors

渋谷で映画を観賞したあと、急いで初台に移動してライブ。出張円盤 と題されたイベントで、出演はPONY、田中亜矢、青山陽一の予定。そもそもOZDisc 田口さんから送られてきたDMでこのライブを知ったのだが、なかなか他では観ることのできない組み合わせかも。

PONYは三沢洋紀(LABCRY)と長辻利恵(golden syrup lovers)、それにサポートで千住宗臣というユニット。のはずだったが、諸事情により（書いちゃっていいのかな）長辻さんが欠席。よって本日は三沢君の一人舞台。彼曰く「こういう日もあるかと思って」（笑）と書きためていた弾き語り用の曲を演奏。

次に田中亜矢のソロ。と思いきや、後半place called spaceことオオキミサコがギター、それにフリーボの廣瀬方人がパーカッションで急遽参加。三人で数曲演奏。最後は再びソロに戻って一曲。

二人とも透明感のある歌声が魅力。とくに田中亜矢の、瑞々しさのなかに静かな意志を感じさせる歌声には心を動かされた。感動。ところで一つ提案だけど、これだけ表現力豊かなボーカルなんだから、ライブごとに一曲でもカヴァーを織り交ぜてみたらどうでしょう。他の人の曲も聴いてみたい、と少し思いました。

そして、青山陽一が登場。今回の編成はベースレス・トリオ。鍵盤の伊藤隆博がハモンドの音色でベースペダルも使用。ジャズでいうところのオルガン・トリオだな。ギター、ドラム、キーボードの三つの楽器が有機的に噛み合って見事なサウンドを醸し出していた。楽曲の構成も気が利いてる。それに、なんといっても青山陽一のギターが素晴らしい！こんなに見事なロック・ギターを聴かせてくれるミュージシャンって、他にそういないんじゃないかな。満喫。