2006-01-01から1年間の記事一覧

2006ベストテン

今年はランキングするほど枚数を買ってないし、ラインアップをみてもそれほど珍しいアルバムが入っているわけではないが、とりあえず新譜だけでもベストテン。 1. 青山陽一 / Deadlines (Flowers Land / EMC 2006) 2. Cornelius / Sensuous (Warner Music Ja…

RIP, JB

New York Times http://www.nytimes.com/aponline/arts/AP-Obit-Brown.html?hp&ex=1167109200&en=7b2c52eb394d9620&ei=5094&partner=homepage Reuters http://today.reuters.com/news/articlenews.aspx?type=newsOne&storyID=2006-12-25T101950Z_01_N2534053…

ゲスト

明日(というかもう今日ですが)、三田の講義にゲストをお呼びすることになりました。12月22日(金) 慶応大学三田校舎426番教室 2限(10:45〜12:15) ゲスト:中原昌也氏 a.k.a. 暴力温泉芸者、Hair Stylistics暴力温泉芸者やHair Stylistics名義での音楽活…

師走

12月に入り、通常業務に加えて紀要論文の執筆や来年度のシラバス提出やラジオNIKKEIの収録や定期試験作成などが重なり完全にテンパっております。あすも某研究会で発表予定ですが準備が(以下省略)。ポツドール『恋の渦』@シアタートップスと岡田利規作・…

日本ポピュラー音楽学会

明日、明後日の二日間、東京大学駒場キャンパスで第18回日本ポピュラー音楽学会が開催されます。土曜午後にシンポジウム「ビートルズの音楽」、日曜は個人研究発表のほか、「映像音楽学の試み」、「インターネット時代の音楽産業の変容と研究からのアプロー…

学園祭週間

講義の準備や〆切などの自転車操業をなんとかここまで引き延ばし、倒れ込むように学園祭週間に突入。この一週間の休みは本当に貴重だ。18日、会議@日吉。 19日、打ち合わせ@某所。 20日、日吉2コマ、青学1コマ。 21日、とある仕事でZAKさんのレコーディン…

シニフィアンのかたち

シニフィアンのかたち―一九六七年から歴史の終わりまで作者: ウォルター・ベンマイケルズ,Walter Benn Michaels,三浦玲一出版社/メーカー: 彩流社発売日: 2006/10/01メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (10件) を見るご恵贈ありがとうござ…

性と暴力のアメリカ

性と暴力のアメリカ―理念先行国家の矛盾と苦悶 (中公新書)作者: 鈴木透出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2006/09メディア: 新書 クリック: 19回この商品を含むブログ (52件) を見るはい。先輩であり恩人であり上司であります>増田くん id:smasuda:2006…

Displacement

27日、Sさんをゲストスピーカーに迎えての講義。今回は対談形式でやってみる。業界の厳しさや編集者が実際に行っている作業の話など、さすがに文学部だけあって学生も食い入るように聞いている。今日のためにSさんもかなり準備してくれていたので、あっとい…

訃報

http://www.asahi.com/obituaries/update/1026/003.htmlもっとも敬愛する作家でした。心よりご冥福をお祈りいたします。

健康を診断される

3限後、健康診断。身体測定→検尿→視力検査→聴力検査→X線→心電図と快調に飛ばす。余裕綽々である。最後の血液検査の前で立ち止まり、大きく深呼吸。意を決して看護士さんの前へ。 「これ、左腕でもいいんですよね!(かなり強気。ほとんどケンカ腰)」「(あ…

レディ・イン・ザ・ウォーター

講義後、学生数人と『レディ・イン・ザ・ウォーター』@渋谷TOEI。実は先週も同じ場所で観ているので、今回は二度目の鑑賞。大傑作である。一般的な評判は芳しくないようで、映画館は二回とも閑古鳥が鳴いていた。おそらく早々に上映も打ち切られるだろう。…

遭難

16日、劇団、本谷有希子第11回公演『遭難、』@青山円形劇場学校内で一人の生徒が自殺未遂をする。その母親と4人の教師をめぐって様々な欲望が交錯し、やがて一人の女性教師の病理が浮かび上がる、といった内容。昨年の『ユリイカ』小劇場特集に掲載された若…

一週間

9日、会食@恵比寿。あれほど著名な方なのに、人を威圧せず、わたしごときの若輩者の言葉にもしっかり耳を傾け、あらゆる話題に含蓄のあるコメントを差し挟む。「誰でも一度は書くことができる」という話題になったが、その意味では「書き続けて残った人」の…

ミンストレル・ショウ、ポーグス

Monarchs of Minstrelsy: Monarchs of Minstrelsyアーティスト: Monarchs of Minstrelsy出版社/メーカー: Archeophone Records発売日: 2006/09/05メディア: CDこの商品を含むブログを見る昨日の講義では19世紀アメリカのミンストレル・ショウを取り上げた。…

クッツェー

J.M.クッツェーの世界―“フィクション”と“共同体”作者: 田尻芳樹出版社/メーカー: 英宝社発売日: 2006/09メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (6件) を見る報告が遅れてしまいましたが、同僚の佐藤元状さんよりご恵投いただきました。ありが…

ライブ

今日は荻窪velvet sun*1でライブ。ひとさまの前で演奏したのは何年ぶりだろう。準備期間が一週間しかなかったものの、スタジオに入ってコード譜をもらってベースラインを考えてリズムを合わせて・・という一つ一つの作業がとても懐かしく、なんともいえない…

秋学期開始

21日、自宅でスピルバーグ祭り。『ミュンヘン』と『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』が素晴らしい。『激突!』や『JAWS/ジョーズ』など初期の作品に連なるサスペンス感。かつてヒッチコックは、映画におけるサスペンスとはスクリーンの登場人物(知ら…

夏が終わる前に

18日、中学高校時代の友人G来訪。しこたま飲む。19日、庭劇団ペニノ『UNDER GROUND』@ザ・スズナリ。sessionとかanalysis / anatomyなどの単語が浮かぶが、さほど感銘は受けず。ルーセルにインスパイアされた作品だそうだが、だとすれば舞台と音楽の組み合…

ゼミ合宿+発表

13日から15日までゼミ合宿@奥河口湖。新宿西口から高速バスに乗って約2時間。学生と待ち合わせて奥河口湖の湖畔のホテルに投宿。初日は機材の不備もあって予定が狂ったが、二日目は朝から学生が順調に発表をこなす。今回、通常のゼミとは異なりアメリカ映画…

カポーティ

今発売中の『英語青年』(研究社)に「クイア・ルネッサンス─カポーティ再評価」という短いコラムを書きました。今月末に公開される映画『カポーティ』にあわせて、最近のトルーマン・カポーティ関連文献を紹介しています。この映画も一足先にアメリカで観て…

キングス&クイーン

帰国しました。アメリカでは基本的に平日は図書館にこもりっぱなし、夜は図書館で借りたDVDを観るというきわめて慎ましい生活を送っていたのですが、そうした「真夜中のひとり上映会」のなかでとにかく素晴らしかったのが、日本で見逃していた『キングス&ク…

ブッシュ、ディック、そしてコロン

8月24日付けのローリング・ストーンズ誌にカート・ヴォネガットがフィーチャーされている。ちなみにこの号の表紙に並ぶ名前は以下の通り。 クリスティーナ・アギレラ ナールズ・バークレイ トゥパック カート・ヴォネガット 微妙にバランスが悪い気がするが…

スタンフォード大学

10日からスタンフォード大学に滞在中。今回は学生の夏期研修の引率と自分の研究のためのリサーチが主な目的。到着早々いくつかの小さなトラブルに見舞われてあまり暇がなかったが、それでも空いた時間に大学構内とダウンタウン周辺を自転車で散策する。アメ…