2004-01-01から1年間の記事一覧
(新譜) 青山陽一 / Odrel (Dreamusic / コロムビア 2004) Brian Wilson / Smile (Nonesuch 2004) Hair Stylistics / Custom Cock Confused Death (Daisyworld/Avex 2004) Max De Wardener / Where I Am Today (Accidental 2004) Moodymann / Black Mahogan…
二年前、TPCでの来日を泣く泣く見逃していたので、今度こそはと意気込んで会場入り。意外と客層が若いので驚く。はじめに登場したシロ・バプティスタの演奏中、いきなり何の紹介もなしに一人の日本人がステージに上がって歌いだした。いったいどこの酔っぱら…
わけあって水村美苗の作品を再読中。「外からやってきたよそ者は、日本社会の多くの場で門前払いという苦い経験を味わうのだが、もしその人に少しでもコトバに対する感受性と冒険心があれば、日本語だけは門前払いを食わせない、日本語だけは話し手や聞き手…
学会事務センター破産問題の後始末に明け暮れる。やっと一段落したと思ったら数日前に突然文科省が動き出したので、あわてていろんな人に声をかけて書類を作成。今日は大学で最終的なフォーマットをそろえたりコピーしたり糊付したり(いまどき糊付!)でな…
夕方家を出て、まず銀座。アップルストアでiPod用の備品を購入。ついでに新しいiMacをみてきました。うーん。どうだろう。パソコン本体がないというのはスペースを有効活用できる分、実際に使用するときには便利なのかもしれないし、もちろんコストパフォー…
これまで使ってきたソフトがあまりに調子が悪いので、はてなに移住してきました。過去のテキストも半日かけて移植。以後よろしくお願いいたします。
おおお!とんでもないCDを見落としていた。ダニー・ハサウェイの『ライブ』、その発掘音源がついに発売された。ダニー・ハサウェイのライブ盤には2枚あって(『ライブ』と『イン・パフォーマンス』)、それぞれ1972年と1980年にリリースされている。もともと…
たかだか数枚の書評が書けずに悪戦苦闘していたのだが、今朝やっと書き上げて送信した。これでもまだ削らないといけないかもしれないなあ。書評というか新刊の論文集の紹介なので、各論考に少しずつ触れながらある程度書評としてもまとまりがなくてはいけな…
ちまたで話題の audioscrobbler をはじめて10日経ちました。http://www.audioscrobbler.com/user/adawho/ これ、おそろしくシンプルだなあ。とにかく気に入ったのが説明にもある次の部分。 Audioscrobbler is designed to be as transparent as possible. Th…
最近のお仕事の続き。それにしても、以前に比べて洋盤のライナーは充実してきたなあ。90年代半ばくらいまでは薄い紙っぺら一枚にクレジットも何もなしなんてのも多かったような気がするが。というわけで、バンドの中心人物ジョセフ・バードによる回顧録とヴ…
学期が終わった直後に出発した小旅行から数日前に帰還。これから山積みの仕事を一つずつこなさなくては。なんだけど、一部新聞等で話題の「預かり金流用の「日本学会事務センター」が破産へ」(読売新聞) の影響でかなり面倒くさいことになってきた。うちの…
とは言ったものの、ヴッパタール舞踊団の優雅なパフォーマンスの直後に、ブリーフ一丁の男達を観に行くのもどうかと少し迷う。が、結局8時過ぎに池袋に到着。北口のラブホテル街を抜けてライブハウス手刀(チョップ)へ。総勢20人近くのプレイヤーがステージ…
というわけで日曜日(昨日)。まずはピナ・バウシュ率いるヴッパタール舞踊団 『バンドネオン』@新宿文化センター(マチネ)。アルゼンチン・タンゴにインスパイアされた作品の二十四年ぶりの再演。昨年の公演に比べて踊り自体は少ないものの、一つ一つの動…
あと少しで春学期も終わり。とにかく今年は慌ただしくて、気づいたらいつのまにか7月になっていた。こんなときだからこそ見たいものはちゃんと見ておくべしということで、木曜日(15日)は青山陽一 のライブに駆けつける。当日は早めに大学をでて吉祥寺経由で…
の美音堂というレーベルは、お嬢さんの名前から来てるんですね(『情熱大陸』より)。浜田真理子 という名前を知ったのは、三年近く前。和物を中心にいつも面白い音楽をみつけてくることで絶大な信頼を置いているサークル時代の後輩が、メールで「最近は浜田…
先週は火曜日に三田で出張講演(というか講義)をして、土曜日に遅れていた論文を脱稿。徹夜に次ぐ徹夜。で、予想通り帰りの電車で寝過ごしてしまい、お茶の水で下車。せっかくだからと閉店間際のディスクユニオンにかけこんだら、なんとNRBQ(日本公式サイ…
あああ。忙しい。もう一月近く前の話題だけど、とりあえず忘れないうちにメモ。 作・演出土屋亮一。各所で話題沸騰の劇団、シベリア少女鉄道を初体験。いやー。なんというか。話題になっている理由はなんとなく分かった。ネタバレしないように書いてみるけど…
これも16ページほどのライナーノーツ対訳を担当。流石にカナディアン・ファンクはほとんど聞いたことがなかった。解説によれば、1960年代にカナダの移民法が改正されたことで多くの西インド諸島出身者がトロントなどに移り住んだらしい。今ではトロントは世…
昨年、第96回文学界新人賞を受賞した絲山秋子 氏。表題作を含む二篇の中短編を収録。受賞作を2003年6月号の『文学界』で読んでおもろいなあと思ってたら、あれよあれよという間に芥川賞候補になり、先月「袋小路の男」で川端康成文学賞を受賞したようだ。祝…
ライナーの翻訳(14ページほどのブックレット。訳文も原稿用紙換算で45枚)を担当したので宣伝もかねて。元ロニー&ザ・デイトナスのメンバーで、現在もアレンジャーとしてナッシュヴィルを拠点に活動を続けるバーゲン・ホワイトが1970年に発表したソロ・ア…
待望の一冊。レイモンド・カーヴァーという作家が日本に紹介されてから20年が過ぎたが、単行本という形での本格的な論文集は本邦初。執筆者は編者の他に青山南、篠原一、後藤和彦、渡辺信二、三浦玲一、巽孝之、柴田元幸、千石英世。ラリー・マキャフリイと…