2003-01-01から1年間の記事一覧

フェリシタシオン

ついに菊地さんの新しいサイト が!

首都圏縦断

10年ぶりに父親が帰国して、実家の僕の部屋を使うことになったので、昨日は鎌倉に戻って整理整頓。本やCDなどだいたい移動しつくしたと思ってたけど、なんだかんだでいろいろ残っていて意外に手こずる。結局、仕事場と自宅に送る荷物を振り分けつつ段ボール1…

Golden Pops Vol. 6 (PONY、田中亜矢、青山陽一)@初台The Doors

渋谷で映画を観賞したあと、急いで初台に移動してライブ。出張円盤 と題されたイベントで、出演はPONY、田中亜矢、青山陽一の予定。そもそもOZDisc 田口さんから送られてきたDMでこのライブを知ったのだが、なかなか他では観ることのできない組み合わせかも…

『ロスト・ロスト・ロスト』@イメージフォーラム(Lost Lost Lost 1975米:Dir. Jonas Mekas)

「長編実験映画の快楽」 と題されたシネマテーク・シリーズの一作として上映。ニューヨークにあるアンソロジー・フィルム・アーカイヴズ の設立者であり、映像作家で詩人のジョナス・メカス。彼がナチスの占領により故郷のリトアニアを逃れ、アメリカへ渡っ…

劇団MONO『京都11区』@紀伊國屋サザンシアター

作・演出土田英生。1980年代末から京都を拠点に活動する劇団MONO 、第31回公演。今回は、その「京都」という土地、または観念(言葉)をめぐって物語は展開する。京都が「純粋さ」を維持するために、他県出身者を市の中心部から排除することが国策で定められ…

V. A. / The Best of Black Jazz Records (Universal Sound/Soul Jazz 1996 2003) CD

ニューヨークのストラタ・イースト、デトロイトのトライブ、シカゴのネッサなどと並んで、1970年代に林立したインディペンデント・ジャズ・レーベルの一つ、ブラック・ジャズ。アフリカ系アメリカ人の人種意識の高揚を目指した一連のサウンドは、スピリチュ…

V. A. 『ザ・マスターズ・オブ・セイクリッド・スティール』(V.A. / None But The Righteous: The Masters of Sacred Steel; Ropeadope 東芝EMI 2002) CD

ロバート・ランドルフによって一気に火がついた感のある「セイクリッド・スティール」。もともと1930年代後半にペンテコステ派の教会(厳密に言えば、ペンテコステ派のなかでもアフリカ系アメリカ人が多いホーリネス系の「ハウス・オブ・ゴッド」と「ジュエ…

吉本新喜劇@なんばグランド花月(8/16)

帰阪中、もっとも楽しみにしていたイベント。上方お笑い文化の総本山、なんばグランド花月で新喜劇、漫才、落語のセット公演を生で鑑賞。お盆の最中は、朝9時半に始まる回から一日4公演、ジャニーズもびっくりのハード・スケジュール。ぼくらは午後3時45分に…

バーナード・パーディー『ライラー』(Bernard Purdie / Lialeh; BRS 1974 Octave Lab. 2003) CD

初の黒人ポルノ映画(Blax-porn-ploitation filmというらしい。ホントかよ)として名高い作品のサントラ、世界初CD化。音楽はセッション・ドラマーとしては超一流のバーナード・パーディーが担当。彼がこのようなB級ポルノ映画のサントラにかかわることにな…

『パンチドランク・ラブ』@恵比寿ガーデンシネマ(Punch-Drunk Love 2002米;Dir. Paul Thomas Anderson; Music. Jon Brion; Adam Sandler, Emily Watson)

『ブギー・ナイツ』『マグノリア』の監督の最新作。不器用な男の運命的な恋、というテーマはさほど珍しいものではなく、むしろ古典的とさえ言えるだろう。しかし、それをいかに物語るかという点においてアンダーソンは抜群の才能を発揮しているように思う。…

『ジャッキー・ブラウン』(Jackie Brown 1997米:Dir. Quentin Tarantino; Pam Grier, Samuel L. Jackson, Bridget Fonda, Robert De Niro ) DVD

冒頭、映画『110番街交差点』のテーマが流れたかと思うと、70年代に活躍した黒人女優パム・グリアが颯爽と登場する。『ジャッキー・ブラウン』というタイトル自体が74年の『フォクシー・ブラウン』を下敷きにしたものであり、この映画は全編にわたってブラッ…

アル・クーパー@SHIBUYA-AX

BS&T、ブルース・プロジェクト、スーパー・セッションなどに参加したことで知られるアル・クーパー、待望の来日公演。「ジョリー」目当ての若者層が中心かと思いきや、客の年齢層は意外に高い。 とにかく、始めから終わりまでとことんイナタいメンフィス・グ…