2007-01-01から1年間の記事一覧

愛と戦いのイギリス文化史

愛と戦いのイギリス文化史―1900‐1950年作者: 武藤浩史,遠藤不比人,大田信良,川端康雄,木下誠出版社/メーカー: 慶應義塾大学出版会発売日: 2007/02/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 14回この商品を含むブログ (27件) を見るこちらもいただきものです。…

小説の読み方?

はてなの設定をいろいろいじっていたら、これまでのブックマークがぜんぶはずれてしまったみたいです。ご迷惑をおかけした方がいるかもしれません。すみません。ところでブックマークとアンテナとRSSリーダーがどう違うのか、いまだによくわからない。いや、…

暗黒への挑戦

というアース・ウインド&ファイアーのアルバム(原題 That's the Way of the World)がある。1975年にリリースされた作品で、シングル「シャイニング・スター」がグループ初の全米1位(ビルボード・ポップチャート)を獲得したアースの代表作の一つである。…

働かない

まだ僕も見ていないのですが、今日発売の図書新聞*1にトム・ルッツ著(小澤英実+篠儀直子訳)『働かない─「怠けもの」と呼ばれた人たち』(青土社、2006年)の書評を書きました。名著&名訳です。働かない―「怠けもの」と呼ばれた人たち作者: トムルッツ,To…

ポツドール『激情』@本多劇場

2004年の再演。三年前に初演を見たとき、あまりの衝撃にしばらく凹んだ。夜中にうなされた。まぎれもない傑作だが、とにかく後味が最悪。話の筋はだいたい憶えていたので今回はもう少し冷静に観ることができたが、それでもやっぱりきつかった。というより、…

ジェームズ・ブラウン

今日は今年度最後の教授会→懇親会。やっと一段落。その間、紀要論文をなんとか仕上げて、ここ数日はある原稿のためにジェームズ・ブラウン関係の資料を読みあさってます。JBとかマイルスの自伝はかなり前に原著を買っていたんだけど、実はきちんと読んだこと…

ジュディ・シル

レオ・コッケの映像にいくつかコメントをいただき、気を良くしたのでさらにYouTube漁り。というより、入試期間中はなんだか変な緊張感でいつも以上に消耗してしまい、帰宅しても何もする気が起きない。パソコンの前で「へぇー」とか「ほぉー」とかつぶやきな…

レオ・コッケ

入試まっさい中。この二日間はおもに裏方仕事をしてました。大学によって入試のやり方もいろいろだなあと驚くばかり。まだまだ続きます。それよりこのはてなダイアリー、いつのまにか「動画の紹介」ボタンができてるのね。やっぱりすごいぞYouTube。こんなの…

入試期間

採点/評価付けと平行して短いコラムと書評を書き上げて送信。書評は気合いが空回りしてないか不安。担当の方からはさっそく「説得力と躍動感が伝わってきます」というお言葉をちょうだいしたのだが、ええそれってただ単に文章が荒れて躍動してるだけじゃな…

Randy Newman "In Defense of Our Country"

http://journal.nonesuch.com/journal/2007/01/a_few_words_in_.htmlランディ・ニューマンがノンサッチのサイトで弾き語り。昨年、カーネギー・ホールで演奏した曲で、いまはiTunesで購入できるらしい(追記:日本からだとダメみたい)。1月24日付けのニュー…

レディ・イン・ザ・ウォーター再び

レディ・イン・ザ・ウォーター 特別版 [DVD]出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ発売日: 2007/01/26メディア: DVD購入: 2人 クリック: 26回この商品を含むブログ (72件) を見る栄えあるゴールデン・ラズベリー賞 (ラジー賞)*1候補となった『レディ…

アレハンドロ・アメナーバル

今年度の講義終了。これからしばらくの間、ただひたすら採点業務です。とくに数百人規模の講義科目は時間がかかるんだよなあと昨日帰りにこぼしたところ、ある同僚は毎年1000人履修する必修科目の採点に一日十時間かけても十日以上かかるそうだ。それに比べ…

オリコン個人提訴事件を憂慮し、烏賀陽弘道氏を支援するカンパ活動

オリコンがフリージャーナリスト烏賀陽弘道氏を提訴した件について、烏賀陽氏を支援するカンパ活動が始まりました。詳細は下記をご覧ください。 http://d.hatena.ne.jp/oricon-ugaya/ 私も賛同いたします。なお、烏賀陽氏ご本人のサイトは以下。 http://ugay…

ビリー・バッド

午後、ラジオNIKKEIで二本収録してから吉祥寺へ。成蹊大学大学院でメルヴィルの『ビリー・バッド』について一時間ほど話す。バーバラ・ジョンソン以降の批評の流れをまとめて(Law and Literature一派の諸論文から新歴史主義まで)、ドゥルーズとアガンベン…

桜丘町音楽夜噺

昨晩は関口義人さん主宰「桜丘町音楽夜噺」*1にお邪魔した。テーマは「ガンボ・スープをご一緒に─ワールド・ミュージックとしてのニューオーリンズ」。論者はミュージック・マガジン編集部の斉木小太郎さんと音楽評論家の湯浅学さん。司会にスタジオボイス編…